巨人・山口、2回4失点で降板 初回満塁アーチ被弾でOP戦防御率は6・30

[ 2022年3月15日 19:00 ]

オープン戦   巨人―中日 ( 2022年3月15日    バンテリンD )

<中・巨>力投する先発の山口(撮影・椎名 航)
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 巨人の山口俊投手(34)が開幕戦の相手でもある中日とのオープン戦(バンテリンD)に先発登板。初回いきなり満塁アーチを浴びるなど2回4安打4失点で降板した。

 山口はオープン戦4度目の登板で3度目の先発マウンド。だが、立ち上がりからいきなり相手打線につかまった。初回、岡林に初球の外角高め直球を中前打されると、大島には2球目の外角高め直球を右前打され、開始から3球で無死一、二塁。さらに福留にはストレートの四球を与えて無死満塁のピンチを招いた。

 4番のビシエドは一邪飛、5番の高橋周も一飛に打ち取り2死満塁としたが、続く6番・木下に3ボール1ストライクから投じた5球目の143キロ直球が真ん中に入り、これを木下が左翼スタンドに先制の1号満塁アーチ。石川昂は三ゴロに仕留めてこの回を終わらせたが、ボール球が多く初回から25球を投じる結果となった。

 2回は下位打線を抑えて2死を取ったが、岡林に2打席連続で中前打を打たれ、大島を二ゴロに打ち取ってこの回終了。この回限りでマウンドを下り、2番手には支配下登録に復帰したばかりの鍬原が上がった。

 山口の投球内容は2回で打者11人に対して41球を投げ、4安打4失点。1三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 ここまでオープン戦では4試合に登板して計10回を投げ、13安打7失点。防御率は6・30となっている。

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