阪神・佐藤輝「折れてたんですかね?」 22年の甲子園初戦でバット粉砕の先制打に特大二塁打と大暴れ

[ 2022年3月4日 17:54 ]

オープン戦   阪神1ー2楽天 ( 2022年3月4日    甲子園 )

<神・楽>初回 2死三塁 右前に先制適時打を放つ佐藤輝(投手・則本)(撮影・成瀬 徹)
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 阪神・佐藤輝が甲子園の“開幕戦”で自慢のパワーを存分に披露した。初回2死三塁の第1打席で楽天・則本からバットを真っ二つに折られながらも右前先制打。7回には、あと数十センチで本塁打という右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、大暴れした。

 「(最初から)折れてたんですかね? 折れるような感じじゃなかったんですけど。折れる感じの打撃じゃなかった。バットが古かったですね?」

 本人によると、初回の一打も手応え十分の当たりだったと言う。それでもバットが折れたのは、あらかじめヒビが入っていたからなのか。もしや、あまりの怪力で粉砕してしまったのでは…。いずれにせよ、球界屈指の剛腕からの納得の適時打だったことは間違いない。7回の右越え二塁打だけでなく、9回も右翼への大飛球を放ち、本拠地のファンを沸かせた。

 「いい感じだと思います。これを継続してできるようにやっていきたい」

 2年目を迎えた虎の怪物が、さらなる進化の予感を漂わせている。

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