【第94回センバツ】大垣日大 初戦は21世紀枠・只見と対戦 賛否呼んだ東海2枠目 無念・聖隷の分まで

[ 2022年3月4日 15:34 ]

対戦が決まった只見の吉津塁主将(左)と大垣日大の西脇昂暉主将=大阪市西区で2022年3月4日、久保玲撮影
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 第94回選抜高校野球大会(18日から13日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が4日午後3時からリモートで行われた。

 東海地区2枠目で選出された大垣日大(岐阜)は大会第4日第3試合で21世紀枠で出場の只見(福島)との対戦が決まった。

 同地区では日大三島(静岡)と同準優勝の聖隷クリストファー(同)の順当選出が予想されていたが、選考の結果、同4強の大垣日大が選出された。前年東海大会の準優勝校、優勝校が順当に選出されなかったのは、78年大会以来44年ぶりの事態で賛否両論が巻き起こった。

 大垣日大は、77歳の阪口慶三監督と孫の高橋慎(1年)との“祖父孫鷹”で甲子園出場となる。昨秋東海大会準決勝では日大三島に5-10で敗れた。

 抽選に臨んだ西脇昂暉主将は只見について「とても強いチームだと聞いております」とした上で「魂あるプレーでチーム一丸となって戦いたいと思います。守備からリズム作って攻撃につなげる野球で、一戦一戦、大垣日大らしい野球で頑張っていきます」と抱負を述べた。

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