大谷翔平 「リアル二刀流」初回投球は無安打無失点、最速161キロマーク

[ 2021年4月5日 09:47 ]

ア・リーグ   エンゼルス―ホワイトソックス ( 2021年4月4日    アナハイム )

エンゼルス・大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は4日(日本時間5日)、本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に「2番・投手」で先発出場。投手として今季初登板し、投打同時出場の「リアル二刀流」を本格始動させた。

 今年のキャンプでリアル二刀流は2試合経験しているが、公式戦ではメジャー移籍後、初。初回の投球では最速161キロを記録するなどし無安打無失点に抑えた。

 球団によると公式戦で「2番・投手」で先発して他の守備位置に就かなければ、1903年のジャック・ダンリービー(カージナルス)以来118年ぶりとなる。1973年にDH制が採用されたアメリカン・リーグの試合でエンゼルスの投手が投打同時出場するのは初めて。過去45年でア・リーグの投手が投打同時出場したのは2009年5月17日にタンパベイ・レイズのアンディ・ソナンサイトがたったひとり果たしている。

 大谷は18年10月に右ひじ手術を受け、19年は打者に専念。昨年7月26日(同27日)のアスレチックス戦で2季ぶりに投手復帰したが、投手復帰2戦目となった同8月2日(同3日)のアストロズで右前腕部を痛め、その後は再び、打者に専念した。この日は245日ぶりの公式戦のマウンドで、勝利すれば18年5月20日(同21日)のレイズ戦以来、1050日ぶりの白星となる。

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2021年4月5日のニュース