巨人 東京D無観客でも心強い!各選手に応援歌制作&熱烈ダンスで盛り上げる!

[ 2020年6月16日 05:00 ]

巨人の公式マスコットガール「ヴィーナス」
Photo By 提供写真

 巨人が無観客で迎える19日の開幕戦(対阪神、東京ドーム)に向け、攻撃時に流す各選手の 「応援歌」を制作していることが15日、分かった。選手の士気を高めることが目的で、スタンドでは公 式マスコットガール「ヴィーナス」がダンスを踊りながら応援する。試合展開の中でパフォーマンスを行うのは異例で、テレビ観戦するファンに「台湾プロ野球」のような華やかな演出を届ける。

 チアリーダーが攻撃中に踊り続ける「台湾スタイル」。無人のスタンドが熱気を帯びていく。無観客の東京ドームで、開幕戦から新たな演出が行われる。

 「ファンとともに球春到来という形でスタートを切りたい」という原監督の熱い思いから球団は活動自粛期間中に「WITH FANS」プロジェクトを発足。新型コロナウイルス感染拡大で約3カ月遅れとなった開幕に向け、さまざまな球場演出を考案してきた。
 狙いは「選手がプレーしやすい環境の整備」と「ファンに向けてのテレビ演出」という2つの側面がある。13日の日本ハムとの練習試合からは、収録した「チャンステーマ」を流してナインの士気を高めた。各選手の「応援歌」も現在、昨年のスタンド応援を基に制作中。ファンが歌う応援歌を一身に浴びながら、打席に立つ。

 東京ドームでは休養日だった15日、一塁ベンチ付近の観客席に公式マスコットガール「ヴィーナス」が乗るための巨大な台を設営。開幕前最後の練習試合となる16日のロッテ戦でリハーサルを行う予定だ。昨年まではイニング間にグラウンドでパフォーマンスを行ってきたが、無観客の今季はファンの声援の代わりに試合展開中にダンスを披露。高校、大学野球や都市対抗ではおなじみだが、日本のプロ野球では異例の演出で本拠地での開幕戦を盛り上げる。

 テレビ中継では、これまでファンの様子を捉えてきたカメラが「美女」を映すという、男性ファンにとってうれしい演出も加わる。巨人の全スタッフが、ユニホームを着る選手、首脳陣とともに一丸となり、2年連続リーグ優勝に歩み始める。

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2020年6月16日のニュース