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ロッテ ドラ1安田「幸村魂」で目指す日本一の打者、ゆかりの地から激励も

[ 2017年12月30日 05:30 ]

届いた手紙とタオルを手にするロッテ・安田
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 ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18=履正社)が、「真田幸村魂」で日本一の打者を目指す。好きな戦国武将である真田幸村ゆかりの長野県上田市からエールが届き、母袋(もたい)創一市長(65)から激励の手紙や真田神社のお守りなどを受け取った。戦国の荒波にもまれながら強い信念を持ち続けた武将。18歳のスラッガーは自らを重ね合わせ、「初陣」する。

 驚き、そして背筋が伸びた。安田は真田家の拠点だった上田城の本丸跡にある真田神社のお守りを手にし、プロの世界での誓いを新たにした。

 「まさかこのようなメッセージを頂けるとは思ってもいませんでした。真田幸村が“日本一の兵(ひのもといちのつわもの)”と言われたように、自分も“日本一の打者”と言われる日が来るように、日々必死に練習を重ねて頑張ります」

 初めてロッテのユニホームに袖を通した5日の新入団発表。安田は野球以外に得意なことを聞かれると「日本史」と答え、好きな武将に真田幸村を挙げた。その報道を目にした長野県上田市の母袋市長から、球団を通じて手紙やタオルなどの真田グッズとお守りを贈られた。幸村ら真田家が、わずかな戦力で徳川家の大軍を2度退けた上田合戦で知られ、昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」の舞台にもなった「本場」からの激励だった。

 手紙に記されていたのは「真田家の家紋である六文銭は決死の覚悟を象徴しています。プロの世界は大変厳しいものと思いますが、これまで積み上げてこられたものを信じ、揺るぎない幸村魂で本塁打王を目指して頑張ってください」などの熱い言葉だった。三途(さんず)の川の渡し賃といわれた六文銭を旗印に、険しい戦いを重ねた幸村。思いを受け取った18歳は「プロに入ってからも、いろいろな人に応援してもらっているのだということを胸に刻みながら過ごさないといけない」と決意を込めた。

 高校通算65本塁打の看板を引っ提げ、プロの世界に飛び込むスラッガー。球団では1986年の落合博満を最後に遠ざかっている本塁打王に向けて、心強い「援軍」となった。(町田 利衣)

 ▽真田幸村 戦国時代の武将で本名は真田信繁。上田城を築いた真田昌幸の次男で、豊臣秀吉に出仕した。関ケ原後は九度山に幽閉されたが、脱出して大坂冬の陣に豊臣方として参戦。「真田丸」と呼ばれるとりでを造り、徳川方を相手に果敢に戦った。大坂夏の陣で再び徳川家康を追い詰めたが、討ち死に。幸村の精鋭部隊は赤色の鎧(よろい)、かぶとを着用し「赤備え」と称された。

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