楽天戦力外の片山 ケガ、離婚…住む場所なくビジネスホテル生活の末BC武蔵入団

[ 2017年12月30日 23:41 ]

楽天を戦力外になった片山博視
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 楽天を戦力外となった元プロ野球選手の片山博視(30)が30日、年末恒例のTBS特番「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」(後10・00)に出演。元ドラフト1位投手が味わった波乱に満ちた野球人生が明らかとなった。

 片山は高校時代、報徳学園の大型左腕として活躍し、甲子園にも春夏連続で出場。2005年のドラフトで競合の末、楽天がドラフト1位で指名し入団。プロ3年目で先発ローテーション入りを果たすと初勝利を完封で飾り、その後はリリーフとしてチームを支え7年目終了時には年俸4000万円(推定)、そしてチームの地元、宮城県出身の女性と結婚し幸せな野球生活をおくるはずだった。

 ところが2014年シーズン中に左肘を故障すると、その後育成枠に降格。再起を誓って臨んだ17年シーズンも2月に左肘を手術しシーズン1度も登板機会のないまま10月に戦力外通告を受けた。更に、16年シーズン中に妻と離婚し、以来ずっと1泊5000円のビジネスホテルで生活していた。

 片山は戦力外通告を受けたことについて「悔いが残らないと言ったら嘘だけど、ケガして1年間リハビリしかしてないから切られて当然かなと…」と振り返り、このままでは終われないと合同トライアウトに参加。打者4人に対し2三振を奪うなどまずまずの投球をみせ、ネット裏のスカウト陣にアピールした。

 数日後、ホテル住まいを続けながら結果を待つ片山に、独立リーグの「武蔵ヒートベアーズ」から投手兼任コーチとしてオファーが届いた。NPBからのオファーがなかったものの、1年で復帰するという前提で片山はこのオファーを受けた。片山は「来年プロ受かるかわからないけど、BCリーグに行こうかなと」と決断の理由を説明。1年以上住んできたホテルから、チームのある埼玉県の賃貸マンションに引っ越し、新たな野球人生をスタートさせることになった。

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