日本ハム斎藤、5回降板 初回4失点も2回以降パーフェクト 味方の援護で負け消える

[ 2017年6月14日 19:36 ]

交流戦   日本ハム―中日 ( 2017年6月14日    ナゴヤD )

<中・日>先発・斎藤佑のピッチング
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 日本ハムの斎藤佑樹投手(29)が14日、ナゴヤドームで行われた中日との交流戦に先発登板。初回に二塁打3本を含む4安打を集中されて4点を失うも、2回以降は1人の走者も出さないパーフェクト投球を見せ、5回4失点で降板した。

 斎藤は初回、先頭・京田を二塁ゴロに打ち取ったものの、亀沢に中前打、大島には右翼線へ二塁打を打たれて1死二、三塁。続く4番・ビシエドに3ボールとなると最後は勝負を避けて四球で歩かせ塁を埋めた。だが、この満塁のピンチにゲレーロに真ん中へ入った変化球を左翼線に弾き返されて二塁打とされ、まず2失点。藤井にも右翼線へ二塁打を浴びてさらに2点を失った。

 いきなり4点のビハインドを負った日本ハムだが、直後の2回には4番・中田が中日先発の左腕・大野から左翼スタンドへ7号ソロ。1―4と3点差とした。

 初回で思わぬ大量失点を喫した斎藤だったが、2回以降は別人のような投球。2回から5回まで4イニング連続で3者凡退に仕留めると、6回の打席で代打を出されて降板となった。斎藤の投球内容は5回で75球を投げ、4安打4失点。3三振を奪い、与えた四球は1つだった。

 だが斎藤に代打が送られた6回表、味方が中田のタイムリー二塁打など5連打で同点に追いついたため、斎藤の負けはなくなった。

 ▼斎藤の話 調子自体は悪くなかったんですけどね。反省は初回の入りですね。ビシエドのところを勝負しに行ってフォアボールを出してしまったことと、ゲレーロに甘い球を投げてしまったことですね。6回にチームが追いついてくれたので、この勢いで逆転してくれることを信じてしっかり応援します。

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2017年6月14日のニュース