由規 今季神宮初登板で2勝目「神宮でずっと投げたかった」

[ 2017年6月14日 21:23 ]

交流戦   ヤクルト3―2楽天 ( 2017年6月14日    神宮 )

<ヤ・楽>6回2死、先発・由規が足立を見逃し三振に抑えガッツポーズ
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 ヤクルトの由規が14日の楽天戦に先発し7回1失点と好投。今季2勝目を挙げた。今季初めての神宮のマウンドに「神宮でずっと投げたかった。ようやく出番が来た」と意気込んでいたことを明かした。交流戦に限れば11年5月26日のオリックス戦(神宮)以来、実に2211日ぶりの勝利となった。

 150キロ台を連発しながらも6四球と制球を乱し、毎回走者を背負う苦しい投球。それでも要所を締め7回まで1失点。「自分でつくったピンチばかりだったので、仙台人らしく、粘っこく頑張りました」と仙台を本拠地とするパリーグ首位・楽天のお株を奪った。

 故障明けということもあり、十分な間隔をあけての登板が続いており「チームには迷惑をかけている。その分、投げる試合は全部勝つつもりでやっている」と心強い。

 チームは苦しみ、14試合を消化した交流戦でようやく2勝目。最後に「苦しい戦いが続くと思いますが、チーム一丸となって、ファンの皆さんも束になってどんどん勝っていきましょう」とファンに力強く呼びかけた。

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2017年6月14日のニュース