メジャー3選手、禁止薬物の提供受けたか 米メディア報じる

[ 2015年12月27日 15:47 ]

フィリーズのライアン・ハワード内野手 (AP)

 米国のヤフースポーツは26日、インディアナ州にあるアンチエイジングのクリニックで薬剤師として務めていた男性が、メジャーリーグの選手にヒト成長ホルモンなどの禁止薬物を提供していたと報じた。

 記事によるとプロフットボール、NFLのブロンコスに所属しているQBペイトン・マニング(39)が、2011年のコルツ時代に首の故障からの回復を促すため、同クリニックから禁止薬物を受け取っていた事実があり、メジャーリーグの3選手も同様だったとのこと。

 名前が挙がったのは、フィリーズのライアン・ハワード内野手(36)、ナショナルズのライアン・ジマーマン内野手(31)、そして現在はフリーエージェントとなっているテイラー・ティーガーデン捕手(32)で、ハワードは2011年当時、アキレス腱を断裂しており、ジマーマンも手首や肩などキャリアを通して故障に苦しんでいる。

 ハワードとジマーマンの2選手については禁止薬物に対して拒絶反応を示していたそうで、使用していたかどうかは不明。ただ、ティーガーデンに関しては、あからさまに禁止薬物の使用について話をする姿を捉えたビデオが存在するという。なお、マニングは「ゴミ程度のもの」とこの報道を一蹴している。

 また、3選手の弁護士が声明を出し「完全に偽り」と否定した。

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