大谷 1年ぶり帰省ワクワク 先輩に土下座し練習“ドタキャン”

[ 2015年12月27日 05:30 ]

約束を守れず大谷(左)が松本の前にひざまずく

 日本ハムの大谷が千葉・鎌ケ谷での自主練習を切り上げ、実家のある岩手へ帰省した。寮内でウエートトレーニングなどを行った後、球場周囲を陸上選手ばりの猛ダッシュで締めた。

 「練習は向こう(岩手)でもやります」という大谷は、室内練習場で打ち込んでいた4年目の松本に膝をついて謝罪した。打撃練習に付き合う約束を守れなかったためだが、突然のパフォーマンスで先輩野手を恐縮させ、周囲に笑いを起こした。

 二刀流3年目の今季は15勝を挙げ、投手の主要部門3冠に輝いた。1年ぶりの凱旋は、花巻東時代のチームメートや監督、部長との再会が一番の楽しみだ。「こっちの生活がメーンになっているので新鮮に感じると思う。大学(野球)で結果を出している友人もいて刺激になる」。気の許せる仲間を練習相手にして、年明けには投球練習も始める予定だ。 (君島 圭介)

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