楽天 安楽 五輪で投げたい「もっともっと重みのある日の丸」

[ 2015年1月2日 05:30 ]

座右の銘を書いた色紙を手にする安楽

 あの快投を5年後の国際舞台で再現してみせる。楽天のドラフト1位・安楽は23歳で迎える東京五輪に思いをはせた。

 「高校時代も背負わせていただいたが、また違った、もっともっと重みのある日の丸」。2年時の13年にセンバツで準優勝し、同年夏の18Uワールドカップ(台湾)に出場。1次ラウンドのベネズエラ戦で毎回の16三振を奪い、2安打無四球の完封劇で衝撃の「世界デビュー」を果たした。

 2次ラウンドの強豪キューバとの一戦でも8回無失点。計3試合で18回を無失点、27奪三振、防御率0・00で準優勝に貢献し、圧巻の成績でベストナインに相当するオールスターチームに選出された。大会後の秋季愛媛大会で右肘を痛めた。半年近くボールを投げられず、3年時には甲子園に戻れなかった。ただ順調に回復しており、最速157キロを誇った剛球をプロで完全復活させる。

 心強い先輩も今年から同僚となる。大会中、スライダーの握りを教わるなど、交流を深めた1学年上の松井裕とプロで同じユニホームに袖を通すことになった。「まずはプロ野球選手として活躍しないと、その場にたどり着けない」と、楽天で先発ローテーション入りすることが当面の課題。そして、その先にある東京五輪で再び先輩左腕と投手陣の柱となる青写真を描いている。

 「日の丸を背負うということは特別な思いがある」。5年後、一回りも二回りも成長した安楽は「JAPAN」のエースとなって国際舞台に帰ってくる。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2015年1月2日のニュース