虎ドラ5山本 雪国のタイガーマスクになる!室内練習場建設計画

[ 2013年12月23日 08:44 ]

かつて所属した「武生南ブルーウェーブ」の球児たちの前で投球を披露する山本

 阪神のドラフト5位・山本翔也投手(25=王子)が23日、福井県越前市で小、中学時代にそれぞれ所属した武生南ブルーウェーブと越前ボーイズを激励。雪のため冬場はグラウンドを使用できない地元の野球少年のために自費で室内練習場を建設するプランを明かした。

 「後輩に少しでも良い環境を作ってあげたい。室内練習場もいつか建ててあげたい」

 福井では冬場は積雪するため、料金を払ってプレハブ小屋などを借り室内練習場として使用する。山本も少年時代は「毎週、場所を探して練習していた。野球をできるシーズンが他の都市より少ない」と振り返った。

 そんな雪国の野球少年のために一肌脱ぐ。「(所属したチームには)お世話になっていますし、良い環境で野球をやってほしい」。地位を築き上げた暁にはブルペンなど充実の設備が整った「山本ハウス」をプレゼントする-。収入の一部を孤児院に寄付したプロレス漫画「タイガーマスク」になるべく意気込んだ。

 「(小、中の出身チームでは)初のプロなので、注目もされる。自分のためじゃなく後輩のためにもしっかりやりたい」。大きなモチベーションを胸に聖地で暴れる。

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2013年12月23日のニュース