今年最も読まれた野球記事は…マー君が1、2フィニッシュ

[ 2013年12月23日 10:06 ]

日本一になり喜ぶ田中と嶋

 ヤクルト・バレンティンのシーズン最多本塁打プロ野球新記録、楽天・田中の“世界記録”となる開幕24連勝、楽天の球団創設初優勝、ヤンキース・イチローの日米4000本安打――。偉業達成が盛りだくさんだった2013年の野球界だが、スポニチアネックスで読者の注目を集めた話題は何だったのか?人気記事ランキング(12月22日時点)で今年1年間を振り返ってみる。

 最も多くの読者に読まれた記事は『マー君 ツイッターで悔しさあらわ&第7戦へ闘志』(11月2日)。楽天初の日本一に王手をかけた日本シリーズ第6戦で田中がまさかの敗戦。公式戦30連勝も止まったが、「下は向かない!上を向いて前へ進んでいく!!」と力強く宣言し、翌日には救援で連投して栄冠をつかみ取った。

 2位は『ダルもマー君連投心配 米球界でも反響「驚きだ」』(11月4日)。日本シリーズの第6、7戦で気迫の連投を見せた田中を、レンジャーズのダルビッシュが気遣った。1、2位を田中に関する記事が占めた。

 3位の『上原爆笑MVP 投球とトークでハートわしづかみ』(10月21日)は、ワールドシリーズを制した日ではなく、ア・リーグ優勝決定シリーズでリーグ優勝に導いた試合の記事。MVPを獲得しお立ち台で。「正直、吐きそうでした(I almost threw up)」と漏らしたことで地元ファンの爆笑を誘った。

 来季から選手兼任監督となることも決まった中日の谷繁の話題も人気を集め、4位『谷繁に祝福の声 ノムさん「先発続けている姿に共感」落合氏「通過点」』(5月6日)、6位『森繁和氏が語る「シゲ」 8年間で成長、落合監督に“認めさせた”』(5月7日)、10位『谷繁に“懲罰交代”高木監督「出しとく意味ないでしょ」』(6月9日)。監督就任ネタではなく、2000本安打達成と“懲罰交代”の記事が人気を集めた。

 アマチュアでは『カット打法“禁止” きっかけは巨人・阿部の父「バントだ」』(8月22日)が8位で唯一トップテンにランクイン。花巻東の千葉が見せたカット打法はバントか否か、世間の注目を集めたが、カット打法に制限が設けられるきっかけとなったプレーは41年前に起きていた。

 13年の野球記事アクセストップ10は以下の通り。

1位 マー君 ツイッターで悔しさあらわ&第7戦へ闘志
2位 ダルもマー君連投心配 米球界でも反響「驚きだ」
3位 上原爆笑MVP 投球とトークでハートわしづかみ
4位 谷繁に祝福の声 ノムさん「先発続けている姿に共感」落合氏「通過点」
5位 前田智 鬼の形相で新人左腕に歩み寄る 死球骨折で長期離脱必至
6位 森繁和氏が語る「シゲ」 8年間で成長、落合監督に“認めさせた”
7位 イチロー ヒヤリ 遊撃手送球が体かすめる「あんなの見たことない」
8位 カット打法“禁止” きっかけは巨人・阿部の父「バントだ」
9位 V旅行拒否、査定に異議…過去にもあった松中のトラブル
10位 谷繁に“懲罰交代”高木監督「出しとく意味ないでしょ」

 ≪“真の1位”は…≫13年で最も多くの読者に読まれた“記事”は『マー君 ツイッターで悔しさあらわ&第7戦へ闘志』だが、最も多くの読者に読まれたページ(スポニチアネックストップページを除く)はドラフト会議の1位指名選手一覧。今秋のドラフトでは桐光学園の松井が5球団から重複指名されたのを始め、外れも含め6回も抽選が行われた。

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2013年12月23日のニュース