渡辺監督「横一線」も…涌井、松坂以来の6年連続開幕に意欲

[ 2013年1月3日 06:00 ]

トークショーで十亀(左)に突っ込みを入れる涌井

 西武の涌井秀章投手(26)が2日、球団では松坂大輔(レッドソックスからFA)以来となる6年連続開幕投手に意欲を見せた。渡辺監督、十亀と西武所沢店でのトークショーに参加し「もちろん開幕に向けてやる」と意気込んだ。

 この日、渡辺監督は今季の開幕投手について「岸、牧田、涌井の横一線」とあらためて3人で競わせる方針を示した。昨季の涌井はシーズン途中で守護神に転向。4月15日のオリックス戦(西武ドーム)以来、先発から遠ざかっている点が不安材料だが、大役死守に全力を注ぐ構えだ。

 2月15日からの侍ジャパン代表候補合宿(宮崎)を見据え、南郷キャンプでは初日からブルペン入りする。岸、牧田との争いについては「早いうちに(本番の)緊張感を味わえるので若干有利かな」と代表候補入りしている自分と牧田のメリットを強調した。

 元日から地元の千葉・松戸で約5キロランニングをこなし「思った以上に動けた」と体の状態には手応えをつかんでいる。指揮官から15勝を厳命された涌井は、今年も開幕のマウンドを譲る気はない。

続きを表示

2013年1月3日のニュース