サンフレッチェから刺激…野村監督 22年ぶりリーグV誓う

[ 2013年1月3日 06:00 ]

 就任4年目となる2013年。広島・野村謙二郎監督(46)が集大成を誓う1年が明けた。己の武器を研ぎ澄ませて巻き返す、「剣砥挑来(けんどちょうらい)」をキャッチフレーズに掲げ、目指すは22年ぶりのリーグ制覇…その一点だ。

 「結果が出ていない以上、何を言われても仕方がない。結果がすべて。ただ(選手にとって)こんなにチャンスがあるチームは他にない。戦力を最大限生かしたい」

 前田健と今村がWBC日本代表に選ばれ、開幕後の影響が懸念されるが投手陣には「安心はしていないが、期待している」と信頼感を強調した。問題の攻撃陣は若手の成長と、栗原や東出、広瀬らベテランの意地と発奮が融合した先にセ界躍進を見ている。

 現役時代から仲の良い森保一監督(44)率いるサンフレッチェ広島が日本一に輝いた。「サッカーと野球の位置づけは違うけど、学ぶ点はたくさんある」。同じ育成型のチーム。刺激を受けた。悲願のCS進出、リーグ制覇を果たし、美酒をカープも…。指揮官はそう誓っている。

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2013年1月3日のニュース