ダル 手応えの初日「いい球投げられる。やれそうな気がする」

[ 2012年2月24日 08:24 ]

キャンプ初日の練習後、報道陣の質問に答えるレンジャーズのダルビッシュ

レンジャーズキャンプ

(2月23日 アリゾナ州サプライズ)
 キャンプ初日を終えたレンジャーズのダルビッシュは、淡々としながらも時折笑顔をのぞかせて質問に答えた。

  ×  ×  ×  

 ―積極的に会話をしていたが、チームの一員となった実感はあるか。

 「同じユニホームを着ているので(他の選手に)話し掛けるのは当たり前。日本人だけで固まるのは失礼。多少、まだ言葉は出てこないが、それでもめちゃくちゃな英語で言っている」

 ―オフのトレーニングの経過は。

 「もう一回、体重を増やしてシーズンに臨もうと思ったが、重かったので戻した。昨年と同じくらいの体重だがパワーは違うし、昨年よりいい球は投げられると思う」

 ―大リーグの公式球への対応策。

 「オフはずっとあえてこねていない新球を使っていたので、こっちに来てすごく投げやすい」

 ―大リーグで勝負できると思うポイントは。

 「すごく細くてパワーもなかったが、トレーニングと食事できつい思いをしてこの場にいる。努力した分、他の選手と体格も変わらないくらいまで来ているし、体の面では負けてない。何となくやれそうな気がする」

 ―楽しみや不安は。

 「楽しみに来ているわけでもないし、普通に野球をしに来ただけ。野球を楽しむしか楽しみがない。それで十分」

 ―米国の好きな部分。

 「食事はオーガニックが多く、レストランに居ても(周囲の客から)何も言われない。すごく楽しく、全部が好き」(共同)

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