ダルに取材陣150人集結 同僚は苦言も「ほかの選手がいるのに」

[ 2012年2月24日 09:53 ]

ファンのサイン攻めにあうレンジャーズのダルビッシュ
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レンジャーズキャンプ

(2月23日 アリゾナ州サプライズ)
 キャンプ初日を迎えたダルビッシュの一挙手一投足が大きな注目を浴びた。

 午前8時前に球場入りしたダルビッシュを、約50人の報道陣が待ち受けた。練習中、グラウンドを移動する時には警備員が張り付き、大勢のファンも後を追った。練習後の記者会見には150人を超える日米のメディアが集まった。

 グラウンドに視線を送るファンの中には日本人も多く見られ、ダルビッシュの両親の姿もあった。父ファルサさんは「周りの選手が大きいから時々探さないといけないね。野球の話はしていないが、生活に慣れることがポイント」と活躍の場を米国に求めた息子を温かな目で見守った。

 貴重なサインを求め、手製のローマ字の看板を掲げていたサンフランシスコの消防士、テイラー・マーティンさん(34)は「長く成功してほしい」と期待を寄せた。

 今季の大リーグで最も注目されている選手なのは間違いない。ただ、同い年のデレク・ホランド投手は「ほかの選手がいるのを忘れたみたい。忘れないでほしい」と周囲の騒がしさについて話した。(共同)

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