「人は支え合って生きる」マー君被災地を長期的支援へ

[ 2011年12月27日 06:00 ]

東日本大震災の義援金を募る田中

 チーム最高年俸となった楽天・田中は、グラウンド外にも目を向けている。その一つが、長期的な被災地支援。今季は全国各地で募金活動を行い「人は支え合って生きている」ことを実感した。

 会見の席では「また、どこかで(支援活動が)できたら」と話すにとどめたが、親しい関係者には「身の丈にあった規模で長期的な支援がしたい。支援することが公になって偽善と言う人もいるかもしれないけど、何もしないではいられない」と話しているという。

 交渉の席では環境面の整備も訴えた。「現場の人手が足りないと感じている。もう少しスタッフがいれば効率よくできるはず」とトレーナーやブルペン捕手などスタッフの増員を要望し、米田純球団代表から「前向きに検討する」と返事を得た。メジャー移籍を表明した岩隈が抜ける来季。エースの自覚は既に芽生えている。

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2011年12月27日のニュース