吉見 倍額の2億4000万円「最低ライン 先発の評価低いのかな」

[ 2011年12月27日 12:52 ]

契約更改を終え、記者会見する中日の吉見一起投手

 中日の吉見一起投手(27)が27日、2度目の契約更改交渉に臨んだ。

 前回は1億1000万円増の2億3000万円を保留。今回は1000万円上積みの倍額となる2億4000万円の1年契約でサインした。

 自身2度目の最多勝利と最優秀防御率の2冠を獲得。初のベストナインにも選出された。「MVPは浅尾ですけど、僕の中では一番評価してほしい年」と、譲らない姿勢を示していた吉見。倍額にもやや不満げで「最低ライン。先発の評価が低いのかなと…。3敗しかしなかったことは譲れない」。

 それでも「来年も頑張ろうという気持ちになった」と前向きに話し、球団事務所を後にした。(金額は推定)

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2011年12月27日のニュース