松井を開眼させた師匠「彼ほど安定して打点稼げる選手はいない」

[ 2011年12月10日 10:24 ]

07年2月、マッティングリー・ベンチコーチ(右)と挨拶を交わす松井

 ドジャースがアスレチックスからFAとなった松井秀喜外野手(37)の獲得に乗り出していることが8日(日本時間9日)、分かった。ドン・マッティングリー監督(50)が、すでに松井の現状を調査し球団に獲得を進言。外野手兼代打としてオファーする方針を固めた。

 指揮官は04~06年にヤンキースで打撃コーチを務め、松井とはいわゆる師弟関係の仲。「彼ほど安定して打点を稼げる選手はあまりいない」と松井への信頼は厚い。

 当時のマッティングリー打撃コーチは、打席内でのスタンスで重心をかかと中心からつま先に修正するようにアドバイス。松井は04年、自己最多の31本塁打と前年の16本塁打から飛躍を遂げた。

 在籍した04~07年の松井の成績は518試合で打率.297、87本塁打、356打点。選手を信頼しているため技術的なことはあまり口を出さない性格だが不振に陥ると好調時のDVDを手渡して一緒にスイングをチェックするなど気配りの人だった。

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