実働29年…工藤 積み上げた記録の数々

[ 2011年12月10日 06:00 ]

西武時代の86年、日本シリーズでMVPに選ばれた工藤

 元西武・工藤公康投手(48)の実働29年は野村克也(西)の26年を上回るプロ野球最長記録。

 85年から07年まで23年連続勝利は山本昌(中)と並ぶプロ野球タイ。通算224勝は歴代13位。左腕では金田正一(巨)400勝、鈴木啓示(近鉄)317勝、梶本隆夫(阪急)254勝に次いで歴代4位。

 最優秀勝率4度は山田久志(阪急)と並ぶプロ野球タイ。最優秀防御率4度は稲尾和久(西鉄)の5度に次ぎ歴代2位。MVPは93年西武、99年はダイエーと2度。2球団での受賞は他に江夏豊(広、日)、小笠原(日、巨)がいるだけ。

 プロ野球最年長勝利は浜崎真二(阪急)の48歳4カ月だが、工藤が横浜時代の09年7月1日ヤクルト戦でマークした46歳1カ月での白星はセ最年長記録。また、同年9月20日中日戦でプロ野球最年長記録となる46歳4カ月でホールドをマークした。

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2011年12月10日のニュース