吉見“徹底抗銭”「今年は一番評価してもらわないと」

[ 2011年12月10日 06:00 ]

ミズノアンバサダーズミーティング

 “徹底抗銭”も辞さずだ。18勝3敗、防御率1.65でリーグ2冠に輝いた中日・吉見一起投手(27)が9日、今オフの契約交渉で納得するまでとことん話し合う覚悟を明かした。12日予定の初交渉は「まずは話を聞いてみたい」と保留を示唆した。

 「もちろん、納得のいく条件だったらサインしますが、まずは話をしないと。今年は一番評価してもらわないといけない年なんで」

 今季、リーグ最低打率、最低得点で優勝できたのは、一人で15の貯金をつくったエース右腕の存在が大きい。セットアッパーながらMVPに輝いた浅尾とともに、大幅増は確実な状況だ。今季の年俸1億2000万円から最低でも倍増前後の攻防が予想される。

 「一番言える年だし、僕からも言いたいことは言わせてもらいたい」

 その後14日から20日まではハワイへの優勝旅行。帰国後も行事が立て込んでおり、1度目の交渉で合意しなければ越年もありうる。

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2011年12月10日のニュース