能見 現状維持も制度改善要求「思うところは言わせてもらった」

[ 2010年12月24日 12:07 ]

 阪神の能見投手が24日、西宮市の球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨み、現状維持の5千万円でサインした。

 5月に試合で右足甲を剥離骨折し、約4カ月間チームから離脱。だが、復帰後は先発や中継ぎとして8勝負けなしの防御率2・60と大活躍し、評価の難しいシーズンだった。

 公傷を認めていない球団に能見は「思うところは言わせてもらった。けがでの離脱のことや、(中継ぎでも登板し)後半戦の調整がうまくいかなかったところも」と制度の改善を訴えた。左腕は「来年に向けて気持ちは切り替わっている。けがなくチームの力になれるようにやらないと」と抱負を口にした。(金額は推定)

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2010年12月24日のニュース