契約は駆け込みに?小林宏にロッテOB問うた「我慢できるか」

[ 2010年12月19日 07:54 ]

「宏之世界へ」と書いた応援ボードを手にしたファンと記念写真を撮る小林宏

 ロッテから海外FA権を行使し大リーグ移籍を目指している小林宏が、来年2月中旬までメジャーからのオファーを待つ考えを明かした。

 18日、都内レストランで行われたトークショーに参加。ロッテOBで02年にメッツでプレー経験のある小宮山悟氏から「2月中旬の(米球団の)キャンプ直前に駆け込み契約の可能性が強い。そこまで我慢できるか」と問われ「覚悟はある」と明言。不退転の決意を示した。
 「早く決まればうれしいけど、まだまだ(決まらない)と思っています。いつまでに方向性を出すとか期限はつくらない。焦らず、とことん待つ覚悟はできています」
 交渉は代理人のアラン・ニーロ氏に一任。現時点で正式なオファーは届いていないが、日米の数球団が興味を示してきているという。しかし小林宏は、日本の球団が条件面でメジャーを上回っても「米国でやるのが最優先。今はメジャーが100(%)」と強調した。
 今季までの同僚・西岡のツインズ入団が決まり「チームメートとしてうれしい。ぜひアメリカで対戦したい。僕も早く決まればいいけど、来シーズンに向けて準備することは変わらない」。長期戦となっても夢のメジャーにこだわる姿勢を貫く。

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2010年12月19日のニュース