斎藤、母校の快走「応援」!自身はスローペース

[ 2010年12月19日 06:00 ]

明治神宮大会で優勝を決め、ナインとともに喜ぶ早大・斎藤(中央)

 日本ハムのドラフト1位・斎藤も「絶対応援します」と母校・早大の箱根駅伝制覇を信じている。来年1月2、3日の大会当日の沿道での観戦は控え、テレビの前で応援する形となる見込み。自身が主将を務めた野球部は、六大学野球秋季リーグ&明治神宮大会優勝で有終の美を飾った。22度目の対抗戦グループ優勝に輝いたラグビー部に続いてのトリプルVを願っている。

 その箱根駅伝が行われる新春には、斎藤も合同自主トレなどでプロ生活をスタートさせる。調整方法に関しては、梨田監督の方針でスローペースとなるもようだ。指揮官は来春キャンプでの実戦登板について「慌てる必要はない。大学で実績のある投手。ゆっくりやればいい」と本人のペースに任せたい考えでいる。
 春季キャンプでの対外試合初戦は2月12日の広島戦。翌週には阪神との練習試合もあるが、紅白戦も含め斎藤の実戦デビューは2月中旬以降となる可能性が大。焦らずじっくり、の調整で開幕1軍を目指すことになる。

 ≪イチローと同じ事務所入りへ≫斎藤がマリナーズ・イチローの所属する「バウ企画」と近日中にマネジメント契約を結ぶことになった。同社はオリックスでイチローの専属広報だった岡田良樹氏(49)を社長とし、02年に設立。同社長は斎藤との契約について「そういう方向で今、話を進めています。ご家族のお手伝いができれば、と思っています」とした。日本ハムは来春にも本社CMキャラクターとして斎藤を抜てきするプランを持っているが、今後は同社が球団とともにCMやイベント開催などの窓口となる予定だ。

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2010年12月19日のニュース