雄星「1年でこんなに変わるかと…」

[ 2010年1月27日 16:45 ]

新人合同自主トレを打ち上げ、一礼し球場を後にする西武・雄星

 西武は27日、所沢市の西武第二球場で行っている新人合同自主トレーニングを打ち上げた。注目ルーキーの雄星(菊池雄星)投手(岩手・花巻東高)は「体力的にも手を抜かず、しっかりと充実した自主トレにできた」と笑顔で振り返った。

 雄星は午前8時の「アーリーワーク」に始まり、下半身強化を目的としたさまざまなメニューを着実にこなした。約3週間で9度ブルペンに入り、投球練習をした。「フォームの課題を見つけるのがテーマだった。明確に見つかったので狙いどおり」とうなずいた。
 最終クールは4日連続でブルペン入りし、最後の2日は捕手を座らせた。この日は細川を相手に投げ、座らせてからの20球程度の中にスライダーも1球混ぜた。終了後は細川に「どうしても(上半身が)力んでしまうので、ちょっとしたことをアドバイスした」と修正点を挙げられた。
 1年前は選抜大会初出場を決め、喜びに浸っていた。雄星は「1年でこんなに変わるかと思う」と環境の変化に目を丸くした。甲子園を沸かせた左腕が、今度は宮崎・日南キャンプを熱くさせる。

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2010年1月27日のニュース