プロ野球12球団が一斉キャンプイン

[ 2009年2月1日 11:23 ]

球場入り前に、青島神社へ参拝に向かう巨人の選手

 プロ野球は1日、12球団が一斉に国内でキャンプイン。温暖な宮崎、沖縄両県で、各球団が2009年シーズンへ向けスタートを切った。

 ことしは3月に国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催されるため、日本代表候補に選ばれている投手の多くが初日から投球練習を行うなど精力的に動いた。エース格として期待される日本ハムのダルビッシュ有投手はいきなり125球を投げ込んだ。
 日本代表監督を務めながら7年ぶりの日本一奪回を目指す巨人の原辰徳監督は大物新人として注目される大田泰示内野手(神奈川・東海大相模高)の打撃練習を見守った。新人監督を迎えたのは2球団。阪神の真弓明信新監督とソフトバンクの秋山幸二新監督はともにブルペンで長い時間を過ごした。
 オープン戦は今月28日から始まり、開幕はセ、パともに4月3日。

 ≪「積み重ねたい」≫巨人の原監督が宮崎でキャンプイン前に毎年恒例の宿舎近くの青島神社を参拝した。「今年も始まるという気持ち。一足飛びにシーズンはいかないから積み重ねたい」と決意を新たにした。絵馬には今季のチームスローガンである「維新」と記した。朝から快晴とあって「こんな天気が続いてほしい」と、ファンに笑顔を振りまいていた。

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2009年2月1日のニュース