新ビジターユニは「新旧ライオンズ」の融合

[ 2009年1月27日 06:00 ]

 西武が今季から着用する新ビジター用ユニホームの概要が26日、分かった。グレーを基調に、胸の「LIONS」マークには西鉄の「黒」と西武の「青」を融合させた「レジェンドブルー(伝説を紡ぐ青)」を使用するなど、斬新なデザインに機能も充実。28日に埼玉・所沢駅前の西武第2ビルで行われるキャンプ出陣式でお披露目され、4月3日のロッテとの開幕戦(千葉マリン)で初着用する。

 連覇への新戦闘服がついにベールを脱いだ。テーマは新旧ライオンズの「過去と未来の融合」だ。昨季計14試合で着用した西鉄の復刻版ユニホームが好評だったこともあり、それまでのライオンズブルーを一掃し、新たな球団カラーとして「レジェンドブルー」を使用。襟首には西鉄と西武で日本一に輝いた回数と同じ13個の星をちりばめた。

 機能も充実している。昨年に比べ、サイズ2×Lなら357グラムから277グラムと22・4%の軽量化に成功。担当するナイキ社が縫い目を20%減らしたことから実現した軽さで、球団関係者は「12球団でもトップクラスの軽さ。選手のパフォーマンス向上につながると思う」と胸を張る。

 キャンプ、オープン戦は昨季のユニホームを着用するため、渡辺監督は「まだイラストしか見てないけど格好いいよね。着るのが楽しみ」と待ちきれない様子。4月3日、ロッテとの開幕戦でライオンズの新たな伝説が幕を開ける。

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2009年1月27日のニュース