ワカマツ新監督　好物はあんころもち

　来季からマリナーズの指揮を執る日系のワカマツ監督。落ち着いた口調で約２時間近い地元メディアの取材に対応した。

　―監督として最も大事なことは何だと思うか。
　「選手やチームの関係者としっかり意思を疎通させることとリーダーシップ。この二つが監督の仕事で非常に大事なことだと考えている」
　―メジャーでの監督経験がないが、それはどうやってカバーするのか。
　「決して経験を軽んじるわけではないが、まずどのように仕事をするかが大事ではないかと思っている。たとえば、ソーシア（エンゼルス）、ギーエン（ホワイトソックス）、ガーデンハイアー（ツインズ）は初めて指揮を執るメジャーのチームでしっかりした成績を残している」
　―日系ですが。
　「大学で日本語を学んだので、少しだけ日本語を話せる。好きな日本食はトンカツとあんころもちかな」
　（共同）