菅沼が首位発進 終始笑顔で8バーディーで65

[ 2022年9月9日 04:00 ]

女子ゴルフツアー 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第1日 ( 2022年9月8日    京都府 城陽CC=6555ヤード、パー72 )

<日本女子プロ・第1日>17番、ティーショットを放つ菅沼菜々(撮影・井垣 忠夫)
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 今季トップ5入り6度と好調な菅沼が65で回り、6月のリシャール・ミル・ヨネックス・レディースに続く首位発進を決めた。「笑顔でいると自然とバーディーが巡ってくるのが分かったので」とこの日も終始笑顔で8バーディーを量産した。

 8月に全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希がゴルフを始めるきっかけとなったのが練習場が同じだった菅沼だという。それを4月のヤマハ・レディースで聞いた菅沼は「うれしかったです」とやはり笑顔。こちらもメジャーというビッグタイトルで念願の初Vを目指す。

 《美夢有は「80点」1差》年間女王を争うポイントランクで首位を走る山下は、その充実ぶりを示す66の好スコアで首位に1打差の2位と、史上14人目のメジャー連勝へ絶好のスタートを切った。「80点くらいですかね」。上田、稲見と同組。賞金女王経験者2人のリズムにヒントを得ながら、ペースを崩さずに淡々とプレー。6番ではグリーン右奥のエッジから4メートルのバーディーパットを沈めるなど、パットが好調だった。

 《萌寧は連覇へ上々》昨年大会覇者の稲見は68で回り、トップと3打差と上々の位置につけた。インから出て終盤8番で3メートル、9番で5メートルを沈めて連続バーディー締め。「最後に2つ入ってくれたので、良い形では終われたかな」と小さくうなずいた。腰に違和感がありながらのプレーで、前半はショットにばらつきがあったという。それでも「後半は慣れたのか集中できたのか、チャンスにつけられた」。76、77年の樋口久子以来45年ぶり大会連覇へ、さらなる上位をうかがう。

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2022年9月9日のニュース