女子バスケW杯、渡嘉敷がリオ五輪以来の代表に「高さで貢献したい」

[ 2022年9月9日 04:00 ]

16年リオ五輪以来となる世界大会に臨む渡嘉敷(C)JBA
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 バスケットボール女子W杯(22日~10月1日、シドニー)に出場する日本代表メンバー12人が8日、発表された。銀メダルに輝いた昨夏の東京五輪アシスト王の町田瑠唯(29)が落選。右膝負傷で東京五輪出場を逃した1メートル93のセンター渡嘉敷は16年リオ五輪以来となる世界大会のメンバー入りを果たした。大会は12カ国が2組に分かれ、各組上位4チームが準々決勝に進出。優勝チームが24年パリ五輪の出場権を得る。

 今季の町田はWリーグのシーズン後の5~8月にWNBAミスティックスでプレー。その間は代表合宿に参加できず、所属クラブでも終盤は十分な出場機会を得られなかった。恩塚亨監督(43)は「コンディションに不安がある中でトレーナーと私と本人と何度も協議した。五輪、Wリーグ、WNBAとこなした中で、代表に合流して(W杯に)参加するのは難しい」と説明。渡嘉敷は「久しぶりの世界舞台。日本にない高さで貢献したい」と力を込めた。東京五輪銀メダルメンバーは6人が入り、高田は「目標は金メダル」と堂々と誓った。

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2022年9月9日のニュース