近藤智弘は「1W」の試行錯誤続くも通算9アンダーでV戦線へ

[ 2022年9月9日 16:21 ]

日本、韓国、アジアツアー共催シンハンドンヘ・オープン第2日 ( 2022年9月9日    奈良県・KOMA CC(7065ヤード、パー71) )

<シンハンドンヘ・オープン第2日>6番、バーディーパットを決める近藤智弘(撮影・岸 良祐)
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 10位から出た近藤智弘(45=三甲ゴルフ倶楽部)は5バーディー、1ボギーの67で回り、通算9アンダーで第2ラウンドをホールアウト。降雨によるコース復旧作業のため、スタート時間が90分遅れるタフな条件下、スコアを4つ伸ばし、V戦線に加わってきた。

 だが、ホールアウトした近藤の表情はなぜか晴れない。実は3週前にエースだった「1W」が壊れ、以後は5種類のヘッド、7種類のシャフトのテストを続ける日々という。「右からフックを打っていくスタイルですが、なかなかつかまらない。右にいくミスはほとんどないのに右に曲げてしまう。もうパニックですよ」

 この日、1Wは6度握ったが、納得の1打は少なかった。「3W、クリークを多用して大きなミスはないように…。あとはミドルパットが入ってくれてるのでその辺で救われています」。不安を抱えながらもスコアをまとめ、上位戦線に加わってきたのは経験のなせるワザ。決勝ラウンドに向け「スプーンで対応してスコアを作りたい」と話した。

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2022年9月9日のニュース