古川雄大、新調アイアンで「ルンルン」 日本人トップ4位発進

[ 2022年9月9日 04:00 ]

日本、韓国、アジアツアー共催 シンハンドンヘ・オープン第1日 ( 2022年9月8日    奈良県 KOMACC=7065ヤード、パー71 )

<シンハンドンヘ・オープン第1日>10番、リラックスした表情の古川雄大(撮影・岸 良祐)
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 ツアー初Vを目指す古川雄大(ゆうき、24=フリー)が7バーディー、1ボギーの65で回り、6アンダーで日本人トップの4位につけた。今週から新調したアイアンと好調なパットがかみ合い、日本、韓国、アジアツアー共催の舞台で首位と3打差の好発進を見せた。リチャード・リー(31=カナダ)が通算9アンダーで単独首位に立った。

 傾斜の強いタフなグリーンも苦にならなかった。出だしの1番で4メートル、3番で5メートル、6番では7メートルとパットが決まる。古川は「ミドルパットがポコポコ入ってくれた」。以前はラインによってグリップを変えるなどパットに苦しんだが、立ち方とズレていた目線を修正して見違えた。

 今週から一新したアイアンもかみ合った。「打感が柔らかい。抜けが良くて距離感が合わせやすい。自信を持ってできた」。4、5Iでも距離感のイメージが出せるようになった。8番では残り215ヤードの2打目を4Iで3メートルにつけた。最終18番でボギーとしたが「それまではルンルンでした」と笑った。

 前週が大西、前々週が河本と同じ20代前半の初Vが続き「負けていられない」と話す。今週は日、韓、アジアツアー共催でラウンド中も韓国人選手の軸のブレないスイングに目を凝らす。一方、コース外のリフレッシュは「(近くに)ようこそ伊賀にという看板があったので忍者を探してます」と笑わせた。軽妙な口調から好調さが伝わってきた。

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2022年9月9日のニュース