パラ競泳　中2の山田美幸、女子50メートル背泳ぎで日本新樹立

日本新を出した山田美幸
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　パラ競泳の秋季記録会が7日、宮城県利府町のセントラルスポーツ宮城G21プールで始まった。新型コロナウイルスの影響が続いた中で全国規模の大会としては10カ月ぶりに行われ、8日まで選手80人が参加。女子50メートル背泳ぎ（運動機能障がいS2）で中学2年の山田美幸（WS新潟）が1分11秒25の日本新記録を樹立した。

　2月にクラス分けが従来のS3から、より障がいの程度が重いS2に変更となった四肢欠損の14歳は、16年リオデジャネイロ・パラリンピックで銅メダルに相当する好記録をマーク。来年の東京パラリンピックを見据え「メダルを狙い、もっともっと早く泳げるように頑張りたい」と誓った。