聖火の全国巡回展示スタート 松本薫さん「夢や目標の一歩につながれば」

[ 2020年11月8日 05:30 ]

聖火の入ったランタンを手にセレモニー会場に入る、ロンドン五輪柔道女子金メダリストの松本薫さん
Photo By 共同

 来夏に延期された東京五輪の聖火の一般展示が7日、金沢市で始まった。歓迎セレモニーでは同市出身でロンドン五輪柔道女子金メダリストの松本薫さんが専用のランタンに入った聖火を持って入場し、設置台に置いた。数メートルの近距離で見学できる。セレモニーには、トランポリンの東京五輪代表に内定している金沢学院大クラブの森ひかるも参加した。

 松本さんは「子供たちが会場にたくさん来ていた。夢や目標の一歩につながればいい」と話した。森は「間近に聖火を見て、いよいよ五輪が始まると感じた」と語った。展示は石川からスタートし、来年3月16日にかけ、愛媛や大分など14道府県の計73市町村を巡る。

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2020年11月8日のニュース