高山 失速で決勝進出ならず「ああなったら立て直しは難しい」 110メートル障害準決勝

[ 2019年10月3日 02:53 ]

陸上 世界選手権第6日 ( 2019年10月2日    ドーハ・ハリファ国際競技場 )

男子110メートルハードル準決勝、必死の形相でゴールに駆け込む高山峻野(左から2人目)=撮影・小海途 良幹
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 男子110メートル障害準決勝は日本記録保持者の高山峻野(25=ゼンリン)が13秒58で3組5位となり日本人初の決勝進出はならなかった。中盤までトップを争っていたが5、6台目にぶつかり失速。「終わったなーと思った。ああなったら立て直しは難しい。乗り上げたら終わりなんで、ドンマイ」とさばさばした表情で振り返った。

 高山は予選を全体5位で通過。決勝進出の可能性も十分にあったが、思わぬ所に落とし穴があった。それでも五輪に向けて大きな手応えを得た。「今まで体感したことないレベルで走れた。この舞台でスピード感が出せたのは大きなポイントです」と収穫を語った。

 次戦は田島記念(20日)、北九州カーニバル(26、27日)に出場を予定している。

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2019年10月2日のニュース