大病克服して「怖いものはない」67歳・山口龍良が1打差2位発進

[ 2019年10月2日 19:10 ]

九州ミッドシニアゴルフ・同グランドシニアゴルフ第1日 ( 2019年10月2日    佐賀県 ブリヂストンカンツリー倶楽部=ミッドシニア=65歳以上6314ヤード、グランドシニア=70歳以上6070ヤード、パー72 参加選手158人 )

九州ミッドシニア第1日、首位に1打差の2位発進したミッドシニアの山口龍良
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 ミッドシニアは解離(かいり)性大動脈瘤(りゅう)の大病を克服した67歳、山口龍良(佐世保)が75で回り首位に1打差の2位タイで好発進した。

 「3パットが4度あって4ボギーをたたいた。でも2バーディーが取れてまずまず」。山口が首位に1打差の滑り出しに笑顔だ。距離はないがトリッキーなコースで「死線をさまよって助かったから怖いものはない」と大胆にドライバーを振り抜いた。

 3年前の7月に左半身がしびれ、急きょ佐世保市の病院に運ばれ解離(かいり)性大動脈瘤(りゅう)と診断された。直ちに手術を受けて「1週間は寝たきりでした」。1年がかりでゴルフに復帰。昨年は日本シニア、同ミッドシニア出場を果たすなど第一線に返り咲き、最終日は初優勝に懸ける。

 ミッドシニア首位は74の青木英樹(68=佐賀ロイヤル)。グランドシニアは初優勝の昨年に続く連覇を狙う真鍋高光(71=大博多)が70で首位発進した。

(主な上位成績)
▽九州ミッドシニア
+2(1)青木英樹 74
+3(2)坂本一馬、山口龍良、中野祐輔、池尻良平、村上米蔵 75
▽九州グランドシニア―2(1)真鍋高光 70
+1(2)大川重信 73
+2(3)上木政章 74

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