高木美帆 国内最高記録を塗り替え優勝「いい滑りというよりは気持ちで滑った」

[ 2017年12月29日 17:24 ]

女子1500メートル、小平奈緒(奥)を突き放し優勝した高木美帆
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 女子1500メートルはすでに同種目の代表に内定している高木美帆(23=日体大助手)が国内最高記録を塗り替え1分54秒82で優勝した。

 レース後は「いい滑りというよりは気持ちで滑った。途中から頭が真っ白だった。いつもはもっと落ち着いてレースしている」と汗をぬぐった。

 8年前は同種目で優勝し、史上最年少でバンクーバー五輪代表を勝ち取ったが、4年前は代表入りを逃した。今季はW杯で4戦全勝。内定が精神面も後押しした。「自信を持ってこの大会に挑めた。それだけこの4年間で積み上げてこれたんだな」としみじみ。「積み上げたものを些細なことで怖さないよう大事にしたい」と五輪本番を見据えた。

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2017年12月29日のニュース