美帆、0秒21差無念の2位も前向き「届かない距離じゃない」

[ 2017年12月29日 05:30 ]

スピードスケート平昌五輪代表選考競技会第2日 ( 2017年12月28日    長野市・エムウエーブ )

女子1000メートルのレース後に場内を一周する高木美(左)と小平
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 高木美は1500、3000メートルに続いて1000メートルでも代表入りを確実にした。自身が10月の全日本距離別でマークした国内最高記録を0秒1上回る1分14秒79で滑ったものの、同走の小平に0秒21及ばず2位。前日(27日)は「(小平に)食ってかかっていけるように」と意気込んでいた23歳はこの日のレース後、「(食って)かかりきれなかった。悔しい気持ちでいっぱい」と苦笑いを浮かべた。

 ただ、小平がW杯第4戦で世界記録をマークした際、同走で0秒54だった差が縮まった。「(小平は)やっぱり強い。まだ力が及ばない」とした上で、「届かない距離じゃない。かなわないというほど落ち込んでいないのは事実」と前向きな言葉を口にした。

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2017年12月29日のニュース