セルティクスが26点差を逆転 スマートが好ディフェンス ロケッツは4連敗

[ 2017年12月29日 15:56 ]

ロケッツのハーデンに対して好ディフェンスを見せたセルティクスのスマート(AP)
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 NBAは28日に各地で5試合を行い、東地区全体首位のセルティクスは地元ボストン(マサチューセッツ州)で西地区全体2位のロケッツに99―98(前半38―62)で競り勝って29勝10敗。試合のなかった東地区全体2位のラプターズと同3位のキャバリアーズに3ゲーム差をつけた。

 序盤は苦戦。ティップオフ直後は0―12とあっという間に点差は開いた。第1Qと第2Qには2度も26点差を追う展開となり、前半で24点差をつけられていた。しかし第3Qで31―16とリズムを取り戻すと第4Qに猛追。残り5分16秒、3分8秒、そして13秒と7秒で1点差にまで詰め寄った。

 ここで得点部門で1位に立っているロケッツのジェームズ・ハーデン(28歳)がスローインのボールをもらおうとした際に、マークしていたセルティクスのマーカス・スマート(23歳)を手で押したとしてオフェンス側の反則をコールされて再びセルティクスのボール。そして残り3・7秒、セルティクスはアル・ホーフォード(31歳)がローポストから巧みにフローターを決めて試合をひっくり返した。

 直後のスローインでスマートは再びハーデンの反則を同じパターンで誘発させており、ディフェンス面ではチームの勝利に大きく貢献。ハーデンは34得点と10アシストを挙げたものの、スマートとのマッチアップでは放った7本のフィールドゴール(FG)をすべて外し、ターンオーバーを4度も喫して最後は致命的なミスを犯してしまった。

 ロケッツは25勝8敗。14連勝のあとは4連敗となり、西地区全体首位のウォリアーズには2ゲーム差をつけられた。

 なおバックスに敗れたティンバーウルブスの連勝は5でストップ。マジックは地元オーランド(フロリダ州)でピストンズを退けて連敗を9でくい止めた。

 <その他の結果>

バックス(18勝15敗)102―96ティンバーウルブス(22勝14敗)

マジック(12勝24敗)102―89ピストンズ(19勝15敗)

スパーズ(25勝11敗)119―107ニックス(17勝18敗)

トレイルブレイザーズ(18勝16敗)114―110 76ers(15勝19敗)

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