明和県央2年ぶり舞台躍動11T!2年ハリス作夢60m独走

[ 2017年12月29日 05:30 ]

第97回全国高校ラグビー第2日   明和県央67―7コザ ( 2017年12月28日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<明和県央・コザ>前半、力強い突破を見せる明和県央・ハリス(中央)
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 2年ぶりの舞台で明和県央(群馬)が11トライを奪って完勝発進。成田仁監督は「最初は動きが硬かったが、初トライを取った後は持ち味が出せた」とグラウンドをいっぱいに使った攻撃ラグビーに手応えをにじませた。

 インパクトを残したのが、前半26分にチーム5本目を奪ったフランカーのハリス作夢(さむ、2年)だ。自陣10メートルラインでパスを受けると、豊かなスピードで60メートルを走りきった。「抜けた瞬間、いけると思った。チームのためにトライを取れて良かった」と端正なマスクを崩した。

 父マイクさんはニュージーランド出身で、ハリスも日本生まれながら中1、2年と父の母国へラグビー留学。将来は「ニュージーランドの大学に進学したい」というパワーランナーが、まずは花園で足跡を残す。

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2017年12月29日のニュース