大阪桐蔭、2度延長の激戦制し初V 鈴木が両チーム最多27点

[ 2017年12月29日 05:30 ]

<大阪桐蔭・安城学園>初優勝し歓喜に沸く大阪桐蔭の選手たち
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 バスケットボール全国高校選手権第6日は28日、東京体育館で女子決勝が行われ、2度の延長の末に大阪桐蔭が安城学園(愛知)を86―84で振り切り、初優勝した。大阪桐蔭は10点を追う第4クオーターに追い付くと、2度目の延長の終盤に小林の得点で勝ち越した。3位決定戦は前回優勝の桜花学園(愛知)が八雲学園(東京)に83―50で快勝した。男子は準決勝が行われ、全国高校総体優勝の福岡大大濠と、2大会ぶりの頂点を目指す明成(宮城)が29日の決勝に進んだ。

 大阪桐蔭が2度の延長にもつれた激戦を制した。両チーム最多27得点の鈴木は延長を含めて50分間フル出場し、決勝点をアシスト。「諦めずに戦えた」と歓喜に浸った。1度目の延長はリードしながら残り約7秒で追い付かれた。2度目の延長は残り約2分半で竹原が5ファウルで退場し4点を追う展開。ピンチを救ったのが鈴木だった。3点シュートや同点のフリースローなど立て続けに6得点。仕上げは残り約6秒、ドリブル突破で相手を引きつけて小林にパスをさばき、熱戦に終止符を打つ得点を呼び込んだ。

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2017年12月29日のニュース