全日本ポーカー選手権 仁川で初の海外賞金トーナメント開催

[ 2017年12月29日 05:30 ]

メイントーナメントで優勝した野中徹さん
Photo By 提供写真

 日本最大級のポーカーイベント「AJPC(全日本ポーカー選手権)」が、初の海外賞金トーナメント「AJPCアジアンサーキット」のオープニングイベントを12月14〜18日の5日間、韓国・仁川の韓国初の統合型リゾート(IR)施設・パラダイスシティで開催した。

 同イベントは日本人プレイヤーの参加者を中心としたポーカーイベントで、開催期間中にメイントーナメント、スーパーハイローラートーナメントをはじめ、フリー(参加費無料)トーナメントなど10トーナメントを開催。総エントリー者数は784人で、同所が今春オープン後、最も多くの日本人が来場した。

 メイントーナメントは3日間の死闘の上、福岡県から参加した野中徹さんが優勝し、優勝賞金3621万7000ウォン(約380万円)を獲得。また、参加費が120万円を超すにメイントーナメント、スーパーハイローラートーナメントでは、愛知県から参加した小林弘和さんが優勝し、優勝賞金8920万1000ウォン(約940万円)を獲得した。

 初の海外での賞金トーナメントを終えてAJPCの佐々木康裕代表は「今回、海外で初めて開催したイベントでしたが、エントリー数も予想を大きく上回り、手応えを感じました。日本のポーカー人口は年々増加しており、今後も市場は大きくなるものと考えています。AJPCは来年以降もAJPC ASIAN CIRCUITとして、日本人が参加しやすいポーカーイベントをアジア各国で展開していきます」と話した。

続きを表示

2017年12月29日のニュース