松山 初日はバーディーなしの4オーバー、大きく出遅れる

[ 2017年8月25日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ノーザントラスト第1日 ( 2017年8月24日    米ニューヨーク州オールドウェストバリー グレンオークス・クラブ=7346ヤード、パー70 )

プロアマ戦で調整する松山英樹。8番でティーショットを放った後、下半身をさすり痛そうな表情を見せた
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 プレーオフ第1戦が開幕し、ポイントランキング1位の松山英樹(25=LEXUS)は第1ラウンド、4ボギーの74、4オーバーでホールアウトした。プレーオフは計4試合で試合ごとに出場選手数が絞られる。各選手の獲得ポイントは最終戦前にリセットされ、ランキングに応じたポイントが再配分される。最終戦ツアー選手権(9月21日開幕、ジョージア州)後のランキング1位が年間王者となり1000万ドル(約11億円)のボーナスを獲得する。

 松山は出だしの10番パー4でフェアウエーから5メートルに付けたもののチャンスを生かせずパー発進。323ヤードと距離の短い11番パー4は1Wでグリーン近くまで運んだが、4メートルのバーディートライが外れた。13番パー5はティーショットを左のラフに入れて3オンも逃してパーを拾うのが精いっぱい。後半の1番などグリーンを外したピンチもあったが、寄せワンで切り抜けた。

 後半4番で初めてボギーを叩くと、その後さらにスコアを落とし、バーディーなし、4ボギーの74でホールアウト。4オーバーと大きく出遅れた。

 2週前の全米プロ選手権で優勝争いの末に敗れて悔し涙を流した。1週のオフを挟み「リフレッシュできた」と気持ちを新たにプレーオフに臨んだ。

 23日にはプロアマ戦に出場したが、臀部(でんぶ)の張りを訴えて途中棄権した。1番から出て7番の1打目を放った後に競技委員を呼んで説明。9番終了時点でプレーをやめて「大事を取って(棄権した)。痛みがあるし、やめた」と話し、コースを後にしていた。

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2017年8月25日のニュース