一二三 逆技解禁で頂点狙う「自分信じる」、世界選手権へ出発

[ 2017年8月25日 05:30 ]

柔道世界選手権の行われるブダペストへ向け出発した(右から)男子66キロ代表の阿部一二三、同60キロ級代表の高藤直寿、永山竜樹
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 逆技解禁で頂点へ駆け上がる。柔道世界選手権(28日開幕、ブダペスト)男子軽量級の日本代表3選手が、成田空港から出発。

 66キロ級で初出場初優勝を目指す阿部一二三(20=日体大)は「自分を信じてタイミングがあれば。実戦で決められないと自信にならないし身につかない」と本来と逆の左組みの技を使うと明かした。

 4月の代表決定後に予定していた国際大会出場を回避し、取り組んできたのが袖釣り込み腰や一本背負いの逆技習得。技のレパートリーが広がる一方、不十分だと相手に逆襲の隙を与える危険があるが、「体が反応して技に入れればベスト」と約5カ月間の反復練習に自信。「最終目標は東京五輪の金メダル。その第一歩になれば」と力強く話した。

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2017年8月25日のニュース