香生子、ユニバ2冠達成 200平も圧勝「今後につながる」

[ 2017年8月25日 05:30 ]

競泳女子200メートル平泳ぎで優勝し、笑顔で手を振る渡部香生子
Photo By 共同

 ユニバーシアード夏季大会第6日は、24日に各種目が行われ、競泳女子200メートル平泳ぎで渡部香生子(早大)が2分24秒15で金メダルを獲得し100メートルとの2冠を遂げた。男子100メートル自由形は中村克(イトマン東進)が銅メダルを手にした。柔道団体は決勝で男子がロシアを、女子は韓国をそれぞれ4―1で退けて優勝した。陸上の男子100メートル決勝で多田修平(関学大)は向かい風0・9メートルの条件下、10秒33で7位。無風の準決勝1組では10秒27の3着だった。

 競泳女子の渡部が22日の100メートル平泳ぎに続き、200メートルでも金メダル。「大きな試合で勝てたことは今後につながる」。近年は不振に悩んだ早熟の天才肌が2位に0秒46差をつける圧勝で2冠を達成。

 3年後の東京五輪で決勝進出を逃したリオ五輪の雪辱を期す。まず世界の同年代に実力を見せつけ「スタートラインに立てた。もっといいステップを踏んでいけたら」と自信を深めた様子だった。

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2017年8月25日のニュース