リオ五輪銅・奥原 日本人対決制し8強「負けたくなかった」

[ 2017年8月25日 05:30 ]

女子シングルスで準々決勝進出を決めた奥原希望
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 バドミントンの世界選手権第4日は、24日に各種目の3回戦が行われ、女子シングルスはリオ五輪銅メダルで第7シードの奥原希望(日本ユニシス)が第11シードの大堀彩(トナミ運輸)にストレート勝ちし、8強入り。

 第1シードの山口茜(再春館製薬所)は陳雨菲(中国)に0―2で敗れた。ほか女子ダブルスの米元小春、田中志穂組(北都銀行)、男子ダブルスの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)が準々決勝に進んだ。

 注目の日本人対決は奥原に軍配が上がった。気合をみなぎらせる20歳の大堀に対して、22歳のリオ五輪銅メダリストは終始冷静だった。

 1メートル57と小柄な体で前後左右の球を懸命に拾って、多彩なショットでコースを突く。1メートル69と上背のあるサウスポーの大堀のフォアハンド側に深い球を集めてミスを誘った。リオ五輪後に右肩を痛めて不安を抱えたままだが、「得意の我慢(比べ)ゲームで負けたくなかった」と喜んだ。

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2017年8月25日のニュース