大坂なおみ、ウィンブルドン初出場初白星 意外なあだ名とは…

[ 2017年7月4日 06:53 ]

ウィンブルドン選手権第1日 ( 2017年7月3日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

 女子シングルス1回戦で世界ランキング59位の大坂なおみ(19=日清食品)がウィンブルドン初出場初白星を挙げた。世界100位のサラ・ソルベストルモ(20=スペイン)に6―3、7―6でストレート勝ち。6―5で迎えた第2セットの第12ゲームではマッチポイントを握りながらもブレークを許し、「泣きたかったけど、誰かが“泣くな!”って叫んだのが聞こえて泣かないで済んだ」と笑顔で振り返った。

 2回戦は世界23位で格上のバルボラ・ストリコバ(31=チェコ)に挑む。開幕前日も練習をともにしていたが、「彼女たちは私を新幹線って呼ぶの」と不思議そうに明かした。「どうしてか理由は知らないけど、クールだからいいかなと思って」とまんざら顔だった。

 大坂の弾丸サーブが新幹線級だからなのか、単純にオオサカという名前から新幹線を思いついたのか(ストリコバは13年に東京開催の東レ・パンパシと大阪開催のHPジャパン女子オープンに参戦しており、大阪までの新幹線移動を経験しているものと思われる)。いずれにしろ最速200キロを超える“新幹線サーブ”がさく裂すれば、パワーヒッターが生きる芝コートで旋風を起こせるかもしれない。

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2017年7月4日のニュース