IOCバッハ会長 北朝鮮の五輪参加支援を表明

[ 2017年7月4日 05:30 ]

韓国の仁川国際空港で取材に応じるIOCのバッハ会長
Photo By 共同

 平昌五輪での南北合同チーム結成などの意思を表明した韓国の文在寅大統領との会談を終えた国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は3日、まずは北朝鮮の五輪参加に向けて最大限の支援をする姿勢を示した。

 過去の例からも、南北合同チーム結成や開会式での合同入場行進は難問が山積する。IOCとしては、より現実的な「北朝鮮の五輪参加」に焦点を合わせた格好だ。最近の北朝鮮に冬季競技の有力選手は少なく、今回も現状では出場資格を得た選手はいない。バッハ会長は「対話と平和は五輪のメッセージ。北朝鮮が出場基準をクリアできるよう手助けしたい」と述べた。

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2017年7月4日のニュース